理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
異常深域をともなった地震



2015年5月30日
小笠原諸島西方沖
(D=590km, M8.5)






異常深域とは、震度分布が震源から同心円状に分布しない地震。
通常の地震では、震源付近がもっとも震度が大きく、距離とともに揺れが弱くなり、震度が小さくなる。
異常神域は、沈み込んだプレート(スラブ)内で発生し、プレート内部を伝わる地震波の振幅が大きくなる
ことで生じる。