岐阜市北部根尾谷断層マップとは?


はじめに

根尾谷断層と聞くと国の天然記念物の水鳥(みどり)の断層崖を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。 根尾谷断層とは濃尾地震を起こした断層全体を指し、福井県野尻近くから岐阜県可児まで全長80キロにも及 ぶ長大な断層です。
この根尾谷断層は明治24(1891)10月28日早朝、岐阜県本巣郡根尾村水鳥を震央として発生した濃 尾地震のときに出現しました。濃尾地震のマグニチュード(M)は8.0、規模から見ると兵庫県南部地震(M7.5) よりも大きく、内陸で起こる地震としては最大規模です。

地震直後の水鳥の断層崖(根尾谷断層の今昔より)


岐阜市北部根尾谷断層マップ

このホームページに紹介されている根尾谷断層ガイドマップは 「昭和61年度地震学会秋季大会10月7・8・9日、岐阜大学」のために村松郁栄先生(現在、岐阜大学名誉教授) 方によって作られたものです。岐阜市の北の伊自良村・高富町を断層が通る部分を紹介しています。
このホームページを開くにあたり、15年前に記載された断層が現在も残っているか岐阜大学教育学部地学 科の3年生がマップを手に調査してきました。その時に撮ってきた写真も合わせて紹介しています。

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