理科教材データベース
岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
成羽川・成羽五色石(岡山県)







成羽五色石は、水石愛好家の間では有名な岩石で、さまざまな色の礫を含む礫岩です。
この礫岩は、岡山県高梁市成羽町に分布する関門層群相当層に由来したものと考えられています。
関門層群は白亜紀前期(1億2000万年前)の陸成層で、九州、山口県、朝鮮半島によく似た岩相の地層が分布しています。
岡山県の礫岩層も岩相の類似から関門層群に対比されています。白い石灰岩の礫や赤いチャートの礫を含みます。
高浜市成羽町下原(国道313号線の日名口付近)で、成羽五色石を探しました。