上多良の東海層群の露頭
授業用VTR
授業用資料
大垣市上石津町、上多良の東海層群の露頭です。約300万年前から100万年前にかけて、濃尾平野
の西部には東海湖と名づけられた大きな湖がありました。上多良ではその最上部の地層が観察できます。
下位は黒色の泥質岩で、木片などが挟まっており、厚さ5cm程度の灰白色の火山灰層もみられます。
上位は、砂礫層が堆積しており、湖の環境から河川環境へと変化したことがわかります。
現在は、養老山地の西側の小川の横に露出しており、ここがかつて湖だったとはとても想像できません。