理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
逆さつらら





ice spikesといわれ、氷の張った表面にわずかに残った水面や薄く氷の張った部分に、
水が流れ出るような状態となり、すぐに凍ってできると考えられます。
これは冷え込むことで0℃以下になって凍っていない過冷却の状態になっている水が、
表面や周囲から氷が張ることで内部の圧力が高まり、わずかに開いた部分から外へ出て凍って行くのだと考えます。
氷の開いた部分が三角形になっていることが多いようですので、これは典型的なものだと考えられます。
コメント=木澤慶和さん