岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
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潮汐リズマイト





南オーストラリアのフリンダース山地で発見されたエラチナ層の縞模様。
1980年ごろに11枚ごとのサイクルがあることから太陽黒点変動が記録されているという論文が
発表されて注目された。その後この縞模様は潮汐リズムを記録しているという解釈になった。
6億年前の地層であり、当時の地球の1年の日数が400日と推定された。すなわち、地球が太陽の
まわりを1周する(公転)あいだに、地球は400回自転していた。いまは365回転である。
エラチナ層は氷河堆積物としても有名で、この地層の古地磁気学的解析から、地球表面が
全面的に凍り付いたとする全球凍結説(スノーボール・アース)の発端にもなった。