理科教材データベースさんご礁の生き物
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
ミドリカイメンボヤ





和名:ミドリカイメンボヤ
学名:Eudistoma glaucus (Sluiter , 1909)
分類:脊索動物門>尾索動物亜門>ホヤ綱>マメボヤ目>ヘンゲボヤ科
撮影地:北谷町、宮城海岸(沖縄島)水深1m
撮影者:伊勢戸 徹

潮下帯や礁縁の外側によくみられる群体性のホヤです。群体は一般に2cm程度で、
それより大型のものはみかけません。周囲にたくさんある小さな穴のうち、2つず
つがセットになって1個体の入水孔と出水孔に相当します。被嚢は暗緑色一色です。
黄色のしみのような模様が混じるものは別種でフイリカイメンボヤEudistoma gilboviride
といいます。