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化石
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西オーストラリアの西海岸のシャークベイの最も奥に形成されている現生のストロマトライト．
1960年代に先カンブリア時代の化石化したストロマトライトと似た構造をつくる現生ストロマ
トライトが発見され，注目されるようになりました．ストロマトライトは黒っぽい色をしてい
ますが，これはシアノバクテリアが付着しているためです．
一部はスポンジ状の厚いマットを形成していますが，ほとんどは非常に薄く，まるで岩石のよ
うです．海面から露出している部分は，日焼けで褐色になっています．また，水面に没しなく
なったものは，死滅して，風化によって構造が破壊されていきます．