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越切峠には,地震予知を目的として「ラドン濃度観測施設」が置かれています。ラドンという元素は水に溶けやすいために,岩盤中に割れ目ができて,そこに地下水がしみ込むと,岩石中のラドンが地下水中に溶け出すために,ボーリング孔内での地下水中のラドン量を常時観測して,その変化の様子をみているのだそうです。 大地には常に力が加わっていて,歪が蓄積されていき,その限界がくると破壊されて割れ目(断層)が作られます。その時にでる振動が地震ですから,理屈からすると,ラドン量の変化を観測することが地震予知になるとのことです。 |