理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
慈照寺(銀閣寺)

2006年6月
東山文化の代表として知られる銀閣寺の正式名称は、慈照寺。
足利義政が文明14(1482)年に開いた山荘である。
義政はここを拠点に様々な文化を育んだ。
銀閣(国宝)は、観音殿として質素高貴な造りであり、東求堂は日本最古の書院造りで、住宅建築遺構として国宝に指定されている。
庭園(特別史跡・特別名勝)は、白砂を段形に盛り上げた銀沙灘(中国の西湖の型)や、向月台が、月の光を反射して銀閣を照らすという。
全体的に落ち着いた雰囲気は、東山文化の「わび」「さび」の世界を作り出している。


銀閣(1) 銀閣(2) 錦鏡池 銀沙灘

洗月泉 東求堂 銀閣寺全景

6月2日