金星の観測の方法
金星の位置と、見かけの大きさ・形の変化を調べましょう
金星の観測は「地上の風景と金星の動きのスケッチ」と「望遠鏡で見た金星のスケッチ」をします。
地上の風景と金星の動きのスケッチは自分が観測する場所を決め、その場所から見た西の地平線近くの風景を観測シートにスケッチします。
そして日没の時間から40分後の金星の位置を記入していきます。
日没の時間は下の表を参考にしましょう。
観測シートには縦横10°ごとに線が引いてあるので、正確な位置を記入しましょう。
空の角度を測るためには握りこぶしを使います。
下の図のように握りこぶしを作って空に向かって腕を真っ直ぐ伸ばすと10°になります。
この方法を使って地上の風景の中で目立つ建物などから金星の位置を測りましょう。
望遠鏡で見た金星のスケッチは、1日ごとに日付を記入してスケッチしましょう。大きさや形の変化に気をつけながらスケッチしましょう。
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日没時間
日にち
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日没の時間
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11月1日
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16:58
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11月6日
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16:54
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11月11日
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16:50
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11月16日
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16:46
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11月21日
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16:43
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11月26日
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16:42
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12月1日
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16:40
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12月6日
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16:40
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12月11日
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16:41
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12月16日
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16:42
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12月21日
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16:44
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12月26日
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16:47
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天文年鑑2005参照