理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
キラウエア・カルデラ







キラウエアは、マウナロアの山腹にできた新しい火山。マウナロアとは
マグマの供給源が異なる独立した火山。キラウエアカルデラから南西へ走る
リフト帯と東へ伸びるリフト帯があり、最近は東側のリフト帯での活動が活発である。

キラウエアには、5km×3kmのカルデラがあり、その南西の縁に直径1kmのハレマウマウカルデラがある。
ハレマウマウカルデラの展望台の近くでは、活発な噴気活動や、1924年の水蒸気爆発の堆積物を観察する ことができる。

キラウエアカルデラを一周する道路沿いでは、南西リフトゾーンの割れ目と、南のケアナカコイクレーター
の反対側に割れ目噴火火口を観察することができる。