理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
ハナイカダ






和名:ハナイカダ(花筏)
学名:Helwingia japonica
分類:被子植物門>双子葉植物綱>バラ亜綱>ミズキ目>ミズキ科
双子葉・離弁花・落葉低木

ハナイカダ科;ハナイカダ属は従来ミズキ科に入れられていたが、APG植物分類体系では独立のハナイカダ科Helwingiaceaeとしている。
ハナイカダ科はハナイカダ属のみ。

中国、朝鮮半島、日本(北海道南部から本州・四国・九州に自生)に分布する。名の由来は、花や実を乗せた葉を筏に見立てた。
樹高約1〜3mの雌雄異株の低木。
雄株には数個の雄花が付き、花の直径は3〜4mmで淡い緑色。花弁は3〜4枚。花柱はない。
雌株は1つの雌花を付けるが稀に2〜3個付く。花の直径は4〜5mmで淡い緑色。花弁は3〜4枚。花柱は3裂。種子は1〜4個あり、長さ5〜7mm。