岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
理科教材データベース
ぼんてん自然学校・夏の合宿
2005年8月21日

 2005年8月19日から21日にかけて、二泊三日で梵天自然学校が開催された。これは岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)の3年生と小学生が学校で合宿し、小川の生物や昆虫、岩石鉱物、天体観察などを行う学校であり、2005年2月に越県合併によって、長野県木曽郡山口村から中津川市になった、旧山口村神坂小学校で開催された。

 中津川市内の小学生10名と教育学部理科教育講座(地学)の3年生7名が参加した。19日午後は学校の近くの小川にでかけ水生生物の採集活動を行った。その日の夜は、天体望遠鏡(スピカ)を作成し、月齢14日の月の観察を行った。

 翌20日の午前中は学校周辺の昆虫採集、午後は中津川市鉱物博物館の見学を行い、夜には天気が回復したため、さそり座、いて座、カシオペア座、はくちょう座などを確認し、天体望遠鏡による満月の観察を行った。


 21日は、中仙道の馬篭宿の探検として、島崎藤村記念館を見学した。館長さんに藤村の生い立ちや作品の数々、さまざまなエピソードや遺品を紹介していただくことができ、有意義な時間を過ごすことができた。

こうした活動で、子どもたちや大学生が親睦を深め、参加した子どもたちからは、「また来年も同じメンバーで参加したい」、「新しい友達ができてうれしかった」といった感想が聞かれた。



合宿の様子のページ=ぼんてん自然学校(学校別コンテンツ内)