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2004年3月19日に,大阪府高槻市にあるJT生命誌研究館の平成15年度の活動発表会に行って,4階のΩ(オメガ)食草園を見せていただきました.いろいろなチョウがやってきたそうです. チョウは種類によって幼虫が食べる草が違います.チョウは草や木の葉を前脚(まえあし)でひっかいて味覚物質を調べ,食草を見分けます. 小学校3年生で習う昆虫と植物の成長の2つの単元.チョウの食草園をつくれば,2つの単元の学習が有機的に結びつきます. 小中学校の教員を目指す教育学部の学生が毎日通る場所に,チョウの食草園をつくったらキャンパスビオトープとしても理科教育の学習としても面白い.そう思い,岐阜大学にも食草園をつくりたいと思いました.名づけて,「チョウの楽園」.チョウ大好き人間のNPO法人「地球の未来」の駒宮さんに相談しながら,構想を具体化して,ようやく作業が始まりました. 「チョウの楽園」のようすは,webカメラで小中学校へ配信しようと考えています.問題は電源ですが,エコエネルギーの太陽光発電でまかなう方向で,検討中ですが,まだまだ課題は山積みです. |