バイオマット研究の展開

先カンブリア時代のストロマトライトを理解するには、現世のストロマトライトの分布、形態、縞状構造の形成過程などの知見が重要な役割を果たしてきました。こうした認識から1970年代後半から現世のバイオマットの研究が活発化しました。

ストロマトライトのマクロな構造と産状について

文献
Logan, BW; Hoffman, P; Gebelein, CD. 1974. 1974, Algal mats, cryptalgal fabrics and structures, Hamelin Pool, Western Australia: AAPG Memoir, 22, 140–194.

縞はどのようにできるのか

ファブリック

文献
Monty, CLV. 1976. The origin and development of cryptalgal fabric. Devel Sedimentol, 20, 193–249.

構成する微生物の多様性

文献
Golubic.

バイオマットの成層構造

文献
Krumbein WE; Buchholz H; Franke P; Giani D; Giele C; Wonneberger K. 1979. O2 and H2S coexistence in stromatolites. Naturwissenschaften, 66, 381–389.

1次生産と分解