赤色巨星と赤色超巨星(
赤くて大きな恒星です。
赤いのは表面温度が低いからで、暗くなるはずですが、それを打ち消すほど大きいので、太陽よりもずっと明るいのです。
明るさは太陽の40~200倍、質量(重さ)は1.5~4倍、半径は10倍、温度は2500~7000℃くらいです。
星の一生のなかでも末期に近く、最後には超新星爆発を起こしてガスを撒き散らし、残りは中性子星やブラック・ホールになります。
おうし座のアルデバラン、うしかい座のアークトゥルス、ぎょしゃ座のカペラなどが有名です。
赤色巨星の中でも特に大きい星を赤色超巨星と呼び、さそり座のアンタレスやオリオン座のベテルギウスがあります。