化石教室に、昨日行ってまいりました。大変素晴らしい内容でした。 一時半より始まり、最終的に終わったのは四時でしたが、子どもに聞いてみますと、あっという間で短く感じたそうです。その位、夢中になれる授業だったのだと思います。 何より感激したのは、京大の先生の「よおおおーく観察しなさい。観察したら、ていねーーいに スケッチしなさい。そうすると必ず素晴らしい発見ができるから。君たち一人ひとりが博士になれるんだよ。」とのお言葉でした。 工夫にとんだテキストと、ルーペをいただき、真剣に本物の三葉虫を借りて観察とスケッチをしました。 そして、子どもたちの気付きをとても尊重してくださって、発見を喜んでくださるのです。時に、タイムマシーンに乗って太古の世界へ行こう!などと、子どもたちをワクワクさせてくれました。 最後には、実際に石を一つ子どもにくださって、 みんなで順番に割っていきました。運がよければ、三葉虫も出てくる、とのことで、子どもたちも一層盛り上がっていました。(息子のものは、腕足類の貝が一つ入っていました。) 子どもたちが「教えられる立場」で、受身でいる授業なのではなく、完全に子どもたちが、「自分で考えて学び取る」授業でした。先生が上手に導いてくださったお蔭で、子どもたちの目が輝き、学ぶ喜びを感じ、最後には自信に満ちた表情になったことに、心底感動しました。 私も、一応教育者の端くれですので、自らの授業を省みるきっかけになったように思います。 |