裸子植物

ソテツ類(Cycadopsida)

ソテツ類はメドゥーサ類から進化した。
石炭紀後期のテニオプテリスは,生殖器官の形態などがソテツ類と似ている。

イチョウ類(Ginkgopsida)


トリコピティス (Trichopitys)
(西田 治文. 植物のたどってきた道. 東京, 日本放送出版協会, 1998. p.156)
イチョウの祖先はペルム紀前期のトリコピティスまでさかのぼる。短枝がなく,葉は手ローム状の二又分枝したままの器官である。

針葉樹類(Coniferopsida)

針葉樹類の祖先も石炭紀末に出現した。最古の化石はボルチア類である。

キカデオイア類(Cycadeoidopsida)


キカデオイデア (Cycadeoidea)
(西田 治文. 植物のたどってきた道. 東京, 日本放送出版協会, 1998. p.182)
三畳紀末に出現し,白亜紀にかけて繁栄した絶滅裸子植物である。ソテツとそっくりだが,気孔などがソテツ類とは明らかに異なる。

© 2002 Gifu University, Shin‐Ichi Kawakami, Nao Egawa.