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海水の塩分濃度の増加から
地球の年齢を調べるのに、海水の塩分濃度が利用できるというアイデアは、1715年、ハレー
〔
Edmund Halley
, 1656–1742, イギリスの天文学者〕
が出した。
1899年、ジョリー
〔
John Joly
, 1857–1933, イギリスの地質学者〕
は、“海水中のナトリウム・イオンは河川から運ばれて徐々に濃度が濃くなった”と考えた。ジョリーは、海水中の塩分の総量を、1年に運び込まれる塩分量で割り、海の年齢を約9000万年だと算出した。
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