魚類の進化

緯経度
北緯 55°53′ (+55.88°)
西経 4°15′ (-4.25°)
, グラスゴー (レマハゴーは大グラスゴーに属する)
カンブリアの大爆発のときに、脊椎動物の祖先も出現しました。脊椎動物の祖先はやがて魚類として大きな進化を遂げました。古生代の海に繁殖した魚類は,無顎類 (あごのない魚類) です。無顎類は,顎口類 (あごを持つ,現在の主な魚類) とは異なるユニークな体型をしていました。
[画像提供 : 生命の海科学館]
初期の魚類,ロガニアの発見地です。
[画像提供 : 生命の海科学館, Source: Chris Moore]
無顎類に続いて,顎口類 (あごを持つ魚類) が現れました。顎口類は、上あごと下あごからなる口を持ち,大きな口をあけて,餌となる小さい魚や他の海棲生物を捕食することができました。
[画像提供 : 生命の海科学館]
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やがて魚類の中から,陸上へと進出するグループが現れました。両生類の出現です。
[朝日百科 動物たちの地球. 東京, 朝日新聞社, 1994, p. 11.156]
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両生類は,柔らかい卵を産むため,繁殖のために水から離れることができませんでした。爬虫類は,卵を硬い殻で包むことで,乾燥した陸上で繁殖することを可能にしました。その結果,爬虫類は陸上で大きく繁栄しました。
[朝日百科 動物たちの地球. 東京, 朝日新聞社, 1994, p. 14.324]
陸上で繁栄した爬虫類の中には、大空へと進出した翼竜や、海へ逆戻りした魚竜や鰭竜もいました。イクチオサウルスは,代表的な魚竜です。
[画像提供 : 生命の海科学館]