グァイマス海盆
| ラテン表記 | Guaymas Basin |
| 緯経度 | 北緯 27°15′ (+27.25°) / 西経 110°30′ (－110.50°) |
Juillet‐Leclerc and Schrader (1987)は、グァイマス海盆で採集された堆積物コア中の珪藻遺骸の酸素同位体比を測定し、最近の海水温度の変遷を解析している。過去100年間については、酸素同位体比の分析から海水温度が高かった時期にエル・ニーニョが発生していることが確かめられた。彼らは、過去3000年間の解析データに酸素同位体比の変動が認められることを示している。
文献
Juillet‐Leclerc, A; Schrader, H. 1987. Variations of upwelling intensity recorded in varved sediment from the Gulf of California during the past 3,000 years. Nature, 329, 146–149.