小惑星の画像

惑星探査機
地上レーダー
光学望遠鏡
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小惑星イダ。ズーム
小惑星イダ。
Galileoが撮影。1994年、10870 kmの距離から。
右の光点が衛星ダクティル。

イダ

(243) Ida

ガスプラの探査の2年後、ガリレオは小惑星イダに接近した。このとき、イダを周回する直径1.4 kmの衛星ダクティル( (243) Ida I (Dactyl) )が発見された。イダの大きさは56 km × 24 km × 21 kmで、密度は約2.5×10-3 kg∕m3である。イダはコロニス群(Koronis family)に属する(群とは、似た軌道を持つ小惑星)。 表面のスペクトル肩はSタイプ、自転周期は4.63時間。
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小惑星ヴェスタ。ズーム
小惑星ヴェスタ。
HST(ハッブル宇宙望遠鏡)のデータをもとにしたコンピュータ・モデル。

ヴェスタ

(4) Vesta

ヴェスタの表面のスペクトル型はVタイプで、玄武岩質の物質とよくにていると考えられている。直径は525 km。自転速度は5.34時間。1996年にハッブル宇宙望遠鏡によって画像が得られた。
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小惑星エロス。
小惑星エロス。
NEAR(Near Earth Asteroid Rendevous)が撮影。2000年、1800 kmの距離から。

エロス

(433) Eros

2000年2月14日に探査機NEARが小惑星エロスの周回軌道にはいり、詳しい調査を始めた。大きさは33 km × 11 km × 13 km。表面の反射スペクトルはSタイプで、自転周期は5.27時間である。
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小惑星ガスプラ。ズーム
小惑星ガスプラ。
Galileoが撮影。1992年。

ガスプラ

(951) Gaspra

ガスプラは探査機によって詳しく調べられた最初の小惑星である。木星探査機ガリレオが1991年に接近した。大きさは19 km × 12 km × 11 km。小惑星帯(main belt)に位置しており、フローラ群(Flora family)に属する。表面の反射スペクトルはSタイプである。自転周期は7.04時間。表面には多数のクレーターがみられる。
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小惑星クレオパトラ。
小惑星クレオパトラ。
アレシボ電波望遠鏡のデータをもとにしたコンピュータ・モデル。

クレオパトラ

(216) Kleopatra

長さ217 km、幅94 kmの、〝犬の骨(Dog Bone)〟型小惑星。
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小惑星ジオグラフォス。
小惑星ジオグラフォス。
レーダー画像。

ジオグラフォス

(1620) Geographos

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小惑星トータチス。ズーム
小惑星トータチス。
Goldstone電波望遠鏡(NASA)のレーダー画像。

トータチス

(4179) Toutatis

カスタリアに続いてレーダー探査の対象となった小惑星。地球軌道と交叉し、カオス的な軌道をとる。2つの形状軸のまわりを異なる周期で自転しており、その周期は5.41時間と7.35時間である。
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小惑星マチルド。ズーム
小惑星マチルド。
NEAR(Near Earth Asteroid Rendevous)が撮影。1997年、2400 kmの距離から。

マチルド

(253) Mathilde

探査機NEARによって探査された小惑星。大きさは66 km × 48 km × 46 km。マチルドの表面には巨大なクレーターが形成されている。表面のスペクトル型はCタイプで、炭素質隕石と似ていると考えられている。NEAR探査機はマチルドに接近したときに軌道が乱され、その大きさからマチルドの質量が見積もられた。密度は1.3×10-3 kg∕m3と低く、空隙が多いようだ。自転周期は17.4日。
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小惑星ユージニア。
小惑星ユージニア。
ハワイのCFHT(Canada‐France‐Hawaii Telescope)で、1998年に撮影。
左上が衛星プチ‐プランス。

ユージニア

(45) Eugenia

衛星プチ‐プランス( (45) Eugenia I (Petit‐Prince) )。をもつ。
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小惑星1999 JM8。
小惑星1999 JM8。
ゴールドストーン太陽系レーダーとアレシボ天文台のレーダー画像。

1999 JM8

(まだ確定番号と名前は付いていない)
地球に近づく小惑星。直径3.5 km。非常に遅く自転している。